医療機器の移設・修理・メンテナンス
古くなった商品でも、手の加え方次第でまだまだ使えますよ。
20年近く使ってきた商品は、メンテナンスも必要です。駆動部分や接触部分が最も多く修理依頼が来ています。特に配線が切れかけている、ホコリがたまっているのではとても危険です。見えないところのアフターが大切です。
灯体が流れると入って、間接のブレーキを度々締め付けていた商品の事例です。ブレーキが減りきっても閉めていったので、締め付け部分だけが残り、アームの間接部分の中から発見されました。
照度の下がる原因は、照射のバランスに関係しています。複数のハロゲンランプから構成された無影灯は、1点に光を集めないと影の出来る原因にもなります。
ランプの光を反射板に適切な位置にセットしている様子です。
光源がぼんやり映し出す現象は、このような調整が必要です。
間接から音がするといい、こちらの病院では、市販のオイルスプレーを掛けたそうです。いくら拭いてもなかなか止まりません。アーム内の部品を取り出し、清掃後にメーカー指定のグリースを塗り直して完成。